地域交流
「隣に誰が住んでいるかもわからない」なんていうのも珍しくない現代。「ご近所づきあいなんて昔のこと」「地域交流なんて面倒」と思われる方も多いでしょう。
しかし、核家族化か進む日本には、実は地域交流が大事なのです。子育て世代だからこそ、地域交流に積極的になって欲しいと私は思います。
本日は、地域交流の意義についてお伝えします。

共育でママも子どもも脱ストレス
核家族化で問題のひとつにあげられるのが、ママと子どもが孤立してしまうこと。
昔は、一緒に暮らす母親や祖母から自然に育児のノウハウを教わってきましたし、子育てもみんなでやってきました。今は、育児書やネットなど様々な情報から得ようとしますが、意外と判断が難しいものです。
そんな時に、身近にいる近所の先輩ママや近所のおばあちゃんに助けてもらえると心強くなります。子どもが大泣きして困っているときに「子どもは泣くのが仕事だからね。泣き顔もかわいいわね。」など声をかけてもらうだけでもママも気分が変わるものです。「ママはえらいね。本当によくやってるわ」などと先輩ママから労いの言葉をかけてもらうだけで心が軽くなります。
ママが育児ストレスフリーの状態でいると、子どもに対してもイライラあたることなく優しく接することができるでしょう。近所のおばあちゃんとはつかず離れずの“斜めの関係”がとってもいいのです。
地域交流は安全・防犯対策になる
近所と顔見知りになっておくと、不審者がウロウロしていたら「見ない顔だな」と気がつくものです。また、子どもの登下校時の見守りを協力して行うことで子どもの安全確保に繋がります。夜間パトロールは、地域ぐるみで取り組むことで効果を発揮するでしょう。

地域の活性化
地域の人たちが交流することで町の活性化に繋げることができます。
例えば、お祭りなどイベントを開くときに、商店街の人たちや自営業者とうまく連携すると地域経済も潤滑しますよね。イベントに参加した子どもたちは、自分の住む町に愛着を持つでしょう。
何より若い世代が地域交流に参画すると、それだけで活気が出てくるものです。
自分の住む町だからこそ、古くからの伝統と新しい考えの融合で、よりよい町づくりをしていきたいですね。

足助 安國 | 株式会社IeOSAMU(イオサム)代表取締役
株式会社IeOSAMU(イオサム)の代表取締役。業務委託としてバックエンドエンジニア -> フロントエンドエンジニア -> UX設計レビュー業 -> バックエンドエンジニアという流れで大手企業を10年渡り歩いた後、株式会社IeOSAMUを設立。現在は株式会社IeOSAMUの代表をやりつつ引き続きエンジニアとして大手の会社でエンジニアとして働いている。